序章〜現在〜
この歩道橋の下から2番目の段はもう俺の部屋だ。タバコを吸いながらいつも思う。本気でそう思ってる訳じゃないが、携帯でテレビを観ながらタバコを吸って、傍らにはラムトニックが入ったプラスチックのコップを置き、ここに座る為に小さなクッションまで持って来てるんだ。そんな錯覚を覚えても仕方が無い。ビルの合間に少しだけ見える空は貝殻のようなグラデーションを見せている。それを見たくて毎日この時間にここに座っている。そろそろ夜明けの時間だ。エアジョーダン11復刻
「おつかれっス!」ニヤニヤしながら黒いメジャーリーグのキャップをかぶった少年が俺の部屋に入ってくる。「おつかれ。」無表情と微笑みの丁度中間の顔で彼を迎え入れる。「ドングリさんいっつもここ座ってますね。なんかあんスか?この時間じゃパンチラ見れる訳じゃねぇでしょうに。」『歩道橋=パンチラ』の発想のコイツに、『朝焼けを見ている』と言っても何の趣深さも伝わらないだろう。軽く笑って話を流した。それと『ドングリさん』とは俺のあだ名だ。ちなみにコイツにも『ブンブン』というあだ名が付いている。air jordan 4
「そろそろ時間なんで中片付けちゃいますね。」「そろそろもなにもとっくに時間過ぎてんだろう。今誰回してんだよ?」「あ、ツゲさんス。」「ちっ・・・ツゲか。」「なんかツゲさん今日妙に上がっちゃってて、終わんないんスよ。どんどんお客さんもテンション上がっちゃって、帰る感じも無いんスよねぇ。」そう言うとブンブンはタバコに火を付けた。『そろそろ片付ける』と言ったのに、みるみる落ち着いて歩道橋にゴロっと背をもたれた。air jordan 6
目の前の雑居ビルを左に入ると小さな花屋がある。その地下が俺たちの職場『クラブ・ナイトヴィレッジ』だ。クラブと言っても綺麗なお姉ちゃんが水割りを作ってくれるお父さん方のオアシスの方ではなく、夜な夜な爆音が響く若者のオアシスの方だ。なんでもオーナーの内村さんが世界中を放浪した後に外国の思い出にふけりたくて始めたとかなんとか。もうオープンして20年以上経つらしい。俺は12年前の大学時代に『ある友人』に連れて来られて以来知らず知らず常連客となっていき、今では訳あって店番のような事もしている。
http://www.airjordanbasketball.asia
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